鷲羽山ハイランドは岡山県倉敷市にある遊園地です。鷲羽山ハイランドは倉敷市の児島にあり有名な美観地区からは車で30分~45分ぐらいです。(高速を使わないで)。電車だったら倉敷駅から約1時間ほどかかります。鷲羽山ハイランドは海の近くにあり、遊園地からは瀬戸大橋が見れます。鷲羽山ハイランドの正式名はブラジリアンパーク鷲羽山ハイランドです。なのでブラジルをテーマにしています。しかし開園当時は普通の遊園地で、約10〜15年前当時のオーナーさんがブラジル風にリニューアルしたそうです。まず鷲羽山のゲートはブラジルなだけに南国風。オープン約30分くらい前に着いたのですが、僕を除いて地元の高校生みたいな方と家族連れ2組しかいませんでした。

 

ちなみに鷲羽山ハイランドはフリーパスがありません。コスモワールドみたいに乗り放題のチケットがないわけではなく、入場料を払えば、バンジー以外の乗り物には自由に乗れます。

まとめると、料金の種類は入場料だけです。大人は3800円です。地方の遊園地なのに、安いとは言えないです。ちなみに同じ岡山県にある、ヒルゼン高原センタージョイフルパークのフリーパスの値段は3500円です。

鷲羽山ハイランドはフリーパスで乗れるアトラクションは11種類だけだと考えると高いです。ちなみに約10年前は2500円だったみたいです。1300円も値上がりしています。

まず入ったらサンバステージが見えます。ここが鷲羽山ハイランドで最も賑わってる場所。それにしても人がいな〜い。

アトラクションが少ないのに行った日はウルトラツイスターとスタンディングコースターが休み。バンジーはフリーパスが使えないので実質乗れたアトラクションは9基。少くな!!ウルトラツイスター以外のアトラクションを乗るにはこの地獄の階段を登らなければならない。

ここの斜面にウォーターシュートなど作ったら人気が出そうですね。

全部で324段あります。

階段多すぎ〜

ガイドマップにはアトラクションの一個として乗ってました。こんなのアトラクションにできるのは鷲羽山ハイランドだけだと思います。ちなみにこの階段を登りたくない人は、迂回ルートもあります。でも鷲羽山ハイランドに来たら是非この階段を登って欲しいです。

階段の途中にはバックナンジャー、メリーゴーランド、メリーカップ、ローダーウエーブ、チェーンタワーといったアトラクションがある。山頂エリアにはチューピーコースター、ターボドロップ、スカイサイクル、バンジージャンプ、レインボーワープなどのアトラクションがある。簡単に言えば階段の途中にはファミリー向けのアトラクションが多く山頂には絶叫系が多い。

鷲羽山ハイランドの基本情報

アトラクション数 12基

レストラン、売店 5店(1店は夏季のみ)

定休日 基本なし

営業時間 日によって異なる

弁当持ち込み 可

入場料(入場料でバンジー以外のアトラクション乗り放題)

大人 2800円

小学生〜 2200円

3歳〜 1700円

50歳〜 1700円

60歳〜 500円

ゲームコーナー 二カ所

サンバショー

平日 2回

土日祝 2回

 

チューピーコースター

 

チューピーコースターは山頂エリアにあり8の字のコースを走ります。全長600mとコースは短いですが、乗り終わったあとは1000m超えのコースターに乗った後と同じぐらいの気持ちになれます。山の上に設置されてるので風が吹いていたらもう最高です。オーソドックスなキャメルバックコースターです。ファーストドロップは森の中に突っ込むような感覚で本当に楽しいです。ファーストドロップはひねりながらドロップするのでスリル倍増です。ファーストドロップ後、8の字の形のしたループを滑走後、瀬戸内海が見えるキャメルバックを滑走します。瀬戸大橋も見えます。その後コーナーを回ってシンプルという極めてシンプルなコースターですが何度も乗りたくなります。ちなみに振動は木製コースターと同じぐらい強いです。

キャメルバックが中心です。個人的にはバックナンジャーより全然好きです。

 

チューピーコースター

スペック

高さ 約18m

全長 約600m

最高速度 65km

最大傾斜角度 約40度

設計/施工 不明(従業員も不明)

オープン日 1978年 

身長制限 110cm〜

 

景色がすごく綺麗です。

すごい気持ちいい

ここのキャメルバックは本当に気持ちいいです。

地面に近!!

こんな光景を観れるのも鷲羽山ハイランドだけだと思います。

バックナンジャー

バックナンジャーは山の下の方に設置されており、国内では珍しい後ろ向き。特にルーブがついてるのはバックナンジャーだけ。大変珍しいコースターなので一度は乗るべきです。狭い面積に作られているのですがドロップ、ループ、2回転水平ループ、キャメルバックなど狭い敷地なりに二周している。それにしては距離が短いが...... それでもすばらしいレイアウトでTOGOらしく最後のホップは浮きます。鷲羽山ハイランドのメインコースターなので、あと10年、いや20年は営業してほしいです。2018年まではレールが白かったんですが2019年になってピンクに塗り替えられました。なのですごい綺麗でした。ホームもピンク色になっていました。

 

バックナンジャー

スペック 

全長 560m

最高速度 85km

高さ 28m

設計/施工 TOGO

最大傾斜角度 45度

オープン日 1998年 

身長制限 140cm〜

 

車両はシンプル。オープン直後みたいに綺麗でした

垂直ループ

現在日本では後ろ向きのループはルスツのループザループとナガシマのシャトルループ、鷲羽山のバックナンジャーでしか体験できません。日本の遊園地の最盛期には最低10箇所では体験できたのにな〜

水平ループ

ちなみにカバーがかかっている車両は数ヶ月前に事故があったスタンディングコースターの車両です。通常は交互運転しているみたいです。

水平ループの後はキャメルバックが続きます。

乗り場もレールと一緒にピンク色に塗り替えられたみたいです。

機会があったらこの記録破ってみたい。そしてギネスに載りたい。

ターボドロップ

普通のドロップタワーですが、山の上に設置されてるので、なんと海抜200mです。瀬戸内海側に座ると景色がすごく綺麗です。景色が綺麗なのは、どのアトラクションにも共通しますが。ちなみに中国四国唯一のドロップタワーです。訪問した日はチューピーコースターとの交互運転でした。

高い方のタワーがターボドロップで低い方のタワーが営業終了済みの展望型アトラクションのスカイビューです。

スリラーハウスキャバンクエスト

ただのお化け屋敷ではなく、カードを使い、脱出するゲーム。急に音がなったりします。3つのポイントを抜けたらゴールです。現金のみで1回400です。お金に余裕のある方は。

B級感が強い!

ちなみにゲートの外にあるので、1度ゲートを出なければなりません。右側にある緑の色をした細長い建物がキャバンクエストです。

ウルトラツイスター

僕が訪問した日は点検中でした。点検中というのも、2017年に事故があって以来ずっと運休中でした。ウルトラツイスターに乗れないとはわかっていたが、開園前なんとウルトラツイスターが動いていた。もしや...という期待を抱いて、ゲートの前に立っていたおじさんにウルトラツイスターって今日動きますかね?と聞いてみたら、今日は動きませんよとあっさり言われました。東京からわざわざ鷲羽山ハイランドに行くためだけに夏休みを使って1泊2日の旅をしていたのに...8月ふと懐かしい気持ちで鷲羽山ハイランドのホームページを観てみると運休していたスタンディングコースターと共に大きな告知もなく、営業を再開していた。営業を再開したというのはもちろん良いことだが、反面悔しかった。もし8月にいっていればな〜なんて思いましたが、また今度中国地方に行く時、再チャレンジしたい。運休していて唯一よかったことは、次回使える無料のフリーパスをくれたこと。しかし岡山県付近に在住ならまだしも、こっちは東京在住だからそう簡単にはまた行けないよ〜と言いたくなった。

鷲羽山ハイランドは乗り物以外にもふれあい動物園、ボルダリング、インラインスケート、フリフリフリッカー、スパイラルスライダープール(夏季限定)ゲームセンター、サンバショー、スリラーハウスなどがあります。

 僕が行った時は期間限定でボルダリング、インラインスケート、スリラーハウスが無料でした。ふれあい動物園とスパイラルスライダープール、サンバショーは入場した人は全員無料でした。

 夏休みに行ったのでスパイラルスライダープールに入れました。

プールの種類は大プールに長いスライダー2本、短いスライダー2本です。行った時は4本あるスライダーが1本しかやっていませんでした。それでも待ち時間はなし。プールも遊園地もガラガラでした。撮った写真も普通に撮っても人がほとんど写らない。

この写真はフリフリフリッカーとボルダリングです。

ボルダリングの壁はすごい低かったんですけど、マットがちょっとしかひいておらず少し怖かったです。フリフリフリッカーはすごく楽しかったです。貸し切りでした。すごく気持ちよかったです。

この南国風のゲームセンターにも誰もいなかったです。いい雰囲気なのにもったいない。園内からは入場できないからなのかな?

ふれあい動物園

実は鷲羽山ハイランドにもミニ動物園があります。どちらかといえばミニ牧場みたいな感じです。僕のいった日は真夏だったので蚊にめっちゃ刺されました。気温も30度超えていたので動物たちも元気がなかったです。ロバ、マーモセット、イグアナ、ウサギ、カメ、ブタ、ヤギ、ハムスター、ヘビ、ポニーなど大型動物はいませんが、遊園地に併設されてる割には、充実していました。(追加料金もかからないし)。ちなみにハンモックもありました。

ここには何がいるんだ!と思ったら何もいませんでした。ここに珍しい動物を入れればこれ目当てにくるお客さんもいると思います。

ハンモックもありましたが、写真を撮り忘れました。

スカイサイクル

テレビなどでも紹介されており、世界1怖いスカイサイクルがキャッチコピーです。鷲羽山ハイランドで人気NO1のアトラクションです。スカイサイクルと聞き、大抵の人が、ペタルを漕いで進むファミリー向けのアトラクションを思い浮かべると思いますが、ここのはひと味違います。鷲羽山ハイランドのスカイサイクルは山の上に設置されており、ありえな〜〜〜〜い所がたくさんあったので紹介しましょう。

スカイサイクルには関係ないですが道路にはこんな怪しげな看板もありました。

スカイサイクルは長い階段を登ったあと頂上からさらに下るので、鷲羽山ハイランドの一番奥にあります。普通に歩いたら10分程度はかかると思います。そして下った先に見えるのがこれ!!

晴れていたら瀬戸大橋が綺麗に見えます。

地震とかおきたらまじで落ちそうですね。

ベルトとかも、ゆるゆるでした。

地上16mの高さです。

前半部分は絶叫マシンが苦手な人でもいけると思います。しかし後半部分はそこそこ高いので、高所恐怖症の人はやめといた方が良いかもしれません。ジェットコースターなどは

目をつぶっていても勝手に終わるが、スカイサイクルの怖いところは自分で漕がないと終わりません。もちろん前半部分も普通のスカイサイクルに比べたら怖いですが、後半部分は絶景と絶叫の両方が楽しめるのでこれだけを体験しに鷲羽山ハイランドにくる価値はあると思います。ただ絶叫マニアにはスリルが物足りないかもしれません。しかしなぜか繰り返し乗りたくなります。鷲羽山ハイランドにきたら乗って欲しいアトラクション1位ですね。ちなみに鷲羽山ハイランドのホームページでは世界最恐や世界1のスリルと展望が楽しめます。。。などと載っていますが、本当にその通りだと思います。ちなみにサビがすごかったです。(鷲羽山ハイランドのアトラクション全てそうですが。。。)失礼!

 

JANGO

ふれあい動物園内にあるアスレチックです。日本で初めて木に環境を守るFSC材を使用してるみたいです。(よくわかんない!)滑り台、ロッククライミング、アニマルカーなどがありました。非常に暑かったので、誰も遊んでいませんでした。

メリーゴーランド

もう本当にそのままおいた!という感じでした。

メリーカップ

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普通のティーカップです。

ローターウエーブ

メリーゴーランドやメリーカップなどがあるところから、さらに登ったところにあります。

簡単にいえばミュージックエキスプレスをゆる〜くした感じです。波を打つような独特の動きをします。トーゴ製です。過去には横浜ドリームランドなどにも存在していたみたいです。動いているところの写真が撮れなかったです。

チェーンタワー

ローカル遊園地によくあるチェーンタワーです。

レインボーワープ

レインボーワープは鷲羽山ハイランドの山頂にある観覧車です。直径59m高さ62mと中型の観覧車です。これもトーゴ製です。それにしても鷲羽山ハイランドはトーゴ製が多いと思います。バックナンジャー、スタンディングコースター、ローダーウェーブ、ウルトラツイスター、ローリングロケットなど。この観覧車は山の山頂に設置されてるので、上空222mの高さです。景色が絶景でしたが、窓が若干汚れが。。。オープンは1988年と他のアトラクションに比べたら新しい方です。

バンジージャンプ

僕は今までバンジーに挑戦したことがなく、鷲羽山ハイランドに行ったら挑戦しようと思っていました。今までは体重が足りなく挑戦できなかったんですが、鷲羽山ハイランドのバンジージャンプは32kgから挑戦できるとあって、挑戦することにしました。しかしその日は強風で体重45kg以上の人しか挑戦できませんと言われ、惜しくも挑戦できませんでした。またいつか挑戦してみたいです。

スカイビュー

もう数年前に営業終了したんですが、そのまま放置されていました。観覧車があるので高さの低いスカイビューはおそらくそこまでの需要がなかったんですね。

ターボドロップが曲がっているのは気にしないでください。

ジャングルカフェ

山頂にあるカフェです。ワニ肉などの珍しいものが食べれます。ワニ肉に初挑戦してみたかったのですが、あまりにも暑かったのでかき氷を食べました。ジャングルカフェは、テント風の作りになっています。

余談ですが山頂の地面は土です。山頂には場所のかからないタワー系が設置されてます。

サンバショー

サンバショーは1日2回あります。本格的で楽しかったです。みんなノリノリでした。

ビンゴ大会

ビンゴ大会にも無料で参加できます。電球のスライムみたいなのをもらいました。

帰り際に買ったアイスクリーム。

ふわふわで美味しかった〜。


まとめ

鷲羽山ハイランドは日本では味わえないような雰囲気を味わうことができ、また行きたいと思えるような遊園地でした。ここ数年いろいろなアトラクションが営業終了になったり、事故があったり、閉園しそうでしたが最近チューピーコースターの車両をリニューアルしたりバックナンジャーとスタンディングコースターのコースを紫色に塗り替えたり、ウルトラツイスターの復活もあり、また活気が戻ってきたような気がします。鷲羽山ハイランドは遊園地だけではなく、インラインスケート、ボルダリング、フリッカー、ふれあい動物園、アスレチック、プール、サンバショー、ビンゴ、ゲームセンターなど乗り物こそ少ないですが、これらのことも全て入場料を払えばできるので普通の遊園地と変わらない充実度です。ちなみにローリングロケットやスカイビューが放置されていて、とても残念な気分になりました。ローリングロケット乗りたかったです。ちなみに鷲羽山ハイランドのローリングロケットが国内最後の宙返りロケットだったみたいです。バックナンジャーの奥にありました。肝心の写真を撮り忘れました。ちなみに鷲羽山ハイランドの絶叫マシン率はなんと75%です。おそらく日本1です。鷲羽山ハイランドの周辺には、倉敷デニムストリート、鷲羽山、瀬戸大橋などの観光地も多数あるので、近くに住んでいるなら、1度は訪れて欲しいところです。

 

プチ歴史

鷲羽山ハイランドは1971年オープンで、当時はドライブイン形式だったみたいです。そこから、徐々に遊具を設置して、1986年には4種類のコースターが誕生して、絶叫マシンの多い遊園地としてリニューアルされました。さらに1989年よりブラジル人のメンバーを導入して、2006年に現在の形、ブラジリアンパーク鷲羽山ハイランドとしてリニューアルされています。