ここでは様々な遊園地を比べていきたいと思います。
記念すべき1回目は富士急ハイランドとナガシマスパーランドの比較です。
富士急ハイランドとナガシマスパーランドは東の富士急、西のナガシマと呼ばれています。富士急ハイランドは新宿から電車で110分、東京駅からは120分とアクセスは悪くないです。東京各所から直通バスも出ていて便利です。それに加え富士急ハイランドは道路で囲まれてるので、車からのアクセスも非常にいいです。ナガシマスパーランドは名古屋駅からバスで50分、セントレアからも40分。また、車の場合も伊勢湾岸高速から降りてすぐとどちらもアクセスは同じくらい便利だと思います。
アトラクションはナガシマスパーランドは60種類のアトラクションがあります。対して富士急ハイランドは51のアトラクションがあります。ナガシマスパーランドは60のアトラクションのうち23がスリルライドです。対して富士急ハイランドは51のアトラクションのうち12がスリルライドです。確率にするとナガシマは38%がスリルライドです。富士急ハイランドは約23%がスリルライドです。ちなみに他の有名な遊園地の絶叫マシン率を%化すると、ルスツリゾートが29%、よみうりランドが20%、としまえんが41%、東京ドームシティアトラクションズが20%、那須ハイランドパークが36%、横浜コスモワールドと浜名湖パルパルが22%、ひらかたパークが25%、鈴鹿サーキットモートピアが16%、レオマワールドが28%です。(まぁどこから絶叫マシンと呼ぶかは曖昧ですが)今でも41%とトップのとしまえんですが2001年はなんと63%。当時アトラクションは33機でそのうち21も絶叫系でした。富士急ハイランドは絶叫天国と呼ばれてますが実は絶叫マシンの割合はあまり多くないんですね。ナガシマは子供向けのアトラクションが多くあるものの、その分絶叫マシンも多くあるので、総合的に見ればアトラクションはナガシマスパーランドに軍配が上がります。
続いてはジェットコースターです。ジェットコースターと言えば遊園地の花形アトラクションでもあり、人気も高いですよね。まず富士急ハイランドは子供用のコースターも含め6機あります。対してナガシマは13ものジェットコースターがあります。なんと富士急ハイランドの倍もあります。まず富士急ハイランドとナガシマスパーランドの人気コースターを比較してみましょう。
富士急ハイランド | ナガシマスパーランド |
キャメルバックコースター FUJIYAMA 全長 2045m 高さ 79m 最高速度 130km 最大傾斜角度 65度 最大落差 70m 所要時間 3分36秒 総工費 30億円 メーカー トーゴ オープン日2000年 LOSE |
キャメルバックコースター スチールドラゴン2000 全長 2479m 高さ 97m 最高時速 153km 最大傾斜角度 68度 最大落差 93m 所要時間 3分12秒 総工費 37億円 メーカー D. H. Morgan Manufacturing オープン日 2000年 WIN |
富士急ハイランド | ナガシマスパーランド |
加速型コースター ド・ドドンパ 全長 1244m 高さ 49m 最高時速 180km オープン日 2017年 WIN |
加速型コースター シャトルループ 全長 280m 高さ 43m 最高時速 約91.7km 乗車時間 37秒 オープン日 1980年 LOSE |
富士急ハイランド | ナガシマスパーランド |
ええじゃないか 全長 1153m 高さ 76m 最高時速 126km 回転数 14回 乗車時間 不明 オープン日 2006年7月 WIN |
4Dスピンコースター嵐 全長 310m 高さ 34m 最高時速 65km 回転数 毎回異なる 乗車時間 60秒 オープン日 2017年3月10 LOSE |
富士急ハイランド | ナガシマスパーランド |
その他のローラーコースター 高飛車 全長 1004m 高さ 43m 最高時速 100km 最大傾斜角度 121度 最大G 4.4G 乗車時間 2分40秒 総工費 30億円 オープン日 2011年7月 LOSE その他 りさとガスパールのそらたびにっき、ロックンロールダンガンなどもあり。 |
その他のローラーコースター 白鯨 全長 1560m 高さ 55m 最高時速 107km 最大傾斜角度 80度 最大G 4.0G 乗車時間 2分40秒 総工費 28億8千万円 オープン日 2019年 WIN その他 コークスクリュー、ルーピングスター、フライングコースターアクロバットウルトラツイスター、フリフォールなどもあり。
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(WIN, LOSEの判断基準は主観です。ご了承ください)こうして比べてみるとここ数年はナガシマの方がパワーがあると思います。ナガシマは2015年、2017年、2019年と6年間で3つもの大型コースターを設置しています。2015年には開業50周年記念で日本初の大型フライングコースター2017年には日本初上陸の4Dスピンコースター嵐、さらに2019年には日本初のハイブリッドコースターを導入してます。対して富士急ハイランドは最後に大型コースターを導入したのは2011年です(それも中型と大型の間の)。2020年には、2022年に新大型コースターを導入すると発表されましたが、2020年現在はコースターの充実度はナガシマの方が上だと思います。
お化け屋敷
ナガシマスパーランドにお化け屋敷はありますが特別怖いといったわけでもない、どこにでもあるようなお化け屋敷です。対して富士急ハイランドは世界的にも有名な絶凶戦慄迷宮があります。実際僕も体験してみましたが、死ぬかと思いました。人生最大の恐怖でした。もう2度と入りたくないと思うほどでした。ちなみに絶凶戦慄迷宮は2階建てでなんと走行距離は900mです。ゴールまで最低20分はかかります。
ネタバレ注意!
戦慄迷宮の中には本物の人間がいて後ろから猛スピードで追いかけられました。まじで怖かったです。2階建なのでエレベーターなどもあります。お化け屋敷内には様々な仕掛けがあり、ちょっとでも油断していると、次々恐怖が襲ってきます。
ネタバレ終了
お化け屋敷は絶対に富士急ハイランドが勝ってると思います。
観覧車
富士急ハイランドのシャイニングフラワーは高さ50mで全部で32基あります。スケルトンゴンドラは4基あります。ナガシマスパーランドの大観覧車オーロラは高さ83mの大型の観覧車です。コスモワールドのコスモロック21みたいに時計もついてます。よって観覧車はナガシマスパーランドに軍配があがります
クールジャパン、シュートザシュート
名前が違うだけで全く同じアトラクションです。
スペック
全長 285m
高さ 30m
水しぶきの高さ 18m
最高時速 80km
最大傾斜角度 40度
定員 20名
トンデミーナ、ジャイアントフリスビー
どちらも全く同じアトラクションです。高さ43mまでいき、スイング角度は120度です。最高速度は102kmです。ナガシマスパーランドにはもっと小さい版のフリスビーというアトラクションもあります。トンデミーナとジャイアントフリスビーは50人乗りで外側に向かって座るから放り出されるような感覚が味わえます。対してフリスビーはジャイアンとフリスビーと同じ動きですが、40人乗りで内側に向かって座るので全然怖くないです。
スターフライヤー、鉄骨番長
スターフライヤーはタワーの高さは63.4mです。鉄骨番長は59mです。どちらも最高速度は51kmです。鉄骨番長は24人乗りで、スターフライヤーは32人乗りです。規模は若干スターフライヤーの方が大きいと思います。しかし、鉄骨番長は造形なども少しですが、テーマに沿ってしっかりとあるので鉄骨番長に軍配が上がります。
こうして見てみると意外と富士急とナガシマには同機種がたくさんありますね。
次にファミリーには外せないレストラン。ナガシマスパーランドも富士急ハイランドはレストランやフードスタンドの数も非常に豊富です。富士急ハイランドはなんと21もあります。スタバをはじめとした様々な有名店もあり、充実したラインアップです。対してナガシマは14ヶ所あります。ナガシマもレストランやフードスタンドは豊富ですが、フードは味、クオリティ含めて富士急ハイランドに軍配が上がります。
料金はどうでしょうか?
ナガシマスパーランドの入場料が大人1600円、小学生が1000円、幼児(2歳〜)が500円です。フリーパスは大人が5200円、小学生が4000円、幼児(2歳〜)が2400円、シニア(60歳〜)が2700円です。富士急ハイランドは入場料は無料です。フリーパスは大人が6200円、中高生が5700円、小学生が4500円、幼児(1歳〜)が2100円、シニア(65歳〜)が2100円です。入場料は無料でもフリーパスはナガシマスパーランドより高いのでナガシマスパーランドの方がコスパがいいと思います。ちなみに富士急ハイランドのチケットは事前に買って、顔登録をしておくと100円引きになり15分前に優先入場が可能です。
結論はナガシマスパーランドの方が楽しいです。これはあくまで個人的な意見です。中には富士急のほうが楽しいと思う人もいると思うし、もちろんナガシマのほうが楽しいと感じる人もいると思います。しかし富士急ハイランドは待ち時間も長く、ここ数年大型ライドが誕生していなく、2020年現在ナガシマの方が楽しい遊園地思います。しかし、富士急にも富士急にしかないアトラクションも多数あるので絶叫マシンが好きな人は是非両方のパークに足を運んで、自分のお気に入りのパークを探して欲しいです
2024年追記
中学生の時に書いた記事なので改めて読むと比較基準とかバラバラでめちゃくちゃですね笑。最低限の文法ミスなどは直しましたが、全体直しようがないくらい酷かったのでまたいつかちゃんと比較したいなぁと思ってます。
第2弾
今回は関東地方の人気遊園地を比べていきたいと思います。
としまえん(2020年8月31日閉園)
豊島園は東京都練馬区にある老舗の遊園地です。31種類のバラエティ豊かなアトラクションがある遊園地です。スリルライドからファミリー向けのライドまであり幅広い年齢に愛されている遊園地です。
東京ドームシティアトラクションズ
東京ドームの隣にある遊園地です。アトラクションは20程しかないですが、2003年にリニューアルオープンしたので、どのアトラクションも新しく綺麗です。また、定期的にリニューアルやスクラップアンドビルド(古いアトラクションを廃止して跡地に新しいアトラクションを作る)がされているので大変好印象な遊園地です。アトラクションは大型コースターのサンダードルフィンや本格的なお化け屋敷、後ろ向きに走るバックダーンなど一通りのアトラクションは揃っている印象です。
よみうりランド
関東エリアでは最もアトラクションのある遊園地で、全部で44機種あります。大型コースターのバンデットや2016年に100億円投資してオープンした体験型施設、グッジョバをはじめとして絶叫系、ファミリー向けとバランスよく配置されている印象です。2021年にはグッジョバエリアに50億円かけてSPACE FACTORYを作ると発表しました。これからが楽しみな遊園地です。
まずはアクセスを比べていきたいと思います。
まずとしまえんは池袋駅から電車で約10分、新宿駅からも約20分と都心からのアクセスが非常に良いです。東京ドームシティアトラクションズも池袋駅から電車で約10分。東京駅からも約15分ととしまえんと同じくらいアクセスがいいです。よみうりランドは新宿駅から電車で約40分、渋谷駅、東京駅から約1時間とアクセスは悪くはないですが、としまえんや東京ドームシティーアトラクションズに比べるとアクセスが悪いです。よってアクセスはとしまえんと東京ドームシティーが同点だと思います。
次はアトラクションを見ていきましょう。まず単純にアトラクションの数を比べていきます。豊島園はアトラクションが2020年現在30種類あります。東京ドームシティアトラクションズは全部で24種類のアトラクションがあります。よみうりランドは全部で44種類のアトラクションがあります。そのうち絶叫系のアトラクションはどれぐらいあるでしょうか?さて毎度おなじみ絶叫マシン率です。パーセントで表すととしまえんが40%、東京ドームシティーアトラクションズとよみうりランドが20%です。絶叫マシン率はとしまえんが一位です。絶叫好きからするととしまえんのアトラクションのラインナップに魅力を感じますが、としまえんは絶叫アトラクションの割合が高い分、ファミリー向けのアトラクションがやや弱いと感じてしまいます。よみうりランドは絶叫マシンの割合こそ低いもののそもそもアトラクションの数が他の2園に比べて圧倒的に多いので、絶叫系も最低限あり、ファミリー向けのアトラクションも豊富なよみうりランドが一番だと思います。東京ドームは立地柄仕方のないことですが、数が少ないすぎると感じてしまいます。
次にウォーターライドを見ていきます。ウォーターライドは東京ドームシティーアトラクションズ、としまえん、よみうりランドすべての遊園地にあります。としまえんには高さ4.6メートルのフルームライドと言う急流すべりがあります。東京ドームシティーアトラクションズにはワンダードロップと言う高さ13メートルの急流すべりがあります。よみうりランドにはラフティングタイプのウォーターライドが2つあります。まず1つはスプラッシュUFOというグッジョバ内あるアトラクションです。高さ13メートル、全長300メートル、時速27キロの屋内型のラフティングライドです。屋内にありながら大きい落下もあり、しっかりと絶叫できるアトラクションです。もう一つはジャイアントスカイリバーというプール内にあるアトラクションです。夏はプールからも利用でき、フリーパスでも乗車できるアトラクションです。こちらはスプラッシュUFOよりも高くて長いです。全長が386メートル高さが24.5メートルです。このアトラクションは速さがあまりないですが、高さはあるので爽快感を楽しむようなアトラクションになっています。としまえんにあるのは昔ながらのオーソドックスな急流滑りで自然を感じられるようなコースです。東京ドームシティのものはとしまえんのものとは真逆でショッピングモールと一体化しているような急流滑りです。高さや速さは東京ドームのワンダードロップの方が上なのでよりスリルを感じることができます。よみうりランドのスプラッシュUFOは急流滑りに比べると大きいドロップはないもののラフティングライドにしてはドロップが大きく、テーマもあるので非常に楽しるアトラクションです。ジャイアントスカイリバーも乗車時間が長いので満足感が高いアトラクションです。まとめると、ウォーターライドはクオリティの高いアトラクションが2機種あるよみうりランドが一番だと思います。
次に展望系のアトラクションを比べてみましょう。よみうりランドには高さ61メートルの観覧車があります。東京ドームシティーアトラクションズには高さ80メートルの世界のセンターレス観覧車があります。としまえんには観覧車はありませんがイーグルという展望アトラクションがあります。イーグルは高さ35メートルでとしまえんを一望できます。これも日本にはとしまえんにしかないのでとしまえんに行く際は是非乗って欲しいアトラクションです。展望系のアトラクションはとしまえんが一位だと思います。高さは35mですが、建物の2階に設置されていて、観覧車と違って窓がないので開放感があり園内も一望できるため展望系アトラクションはとしまえんのイーグルが1位だと思います。
次はバイキングを見ていきましょう。としまえんと東京ドームシティーアトラクションズにはバイキングがあり、よみうりランドにはバイキングが360度回るルーピングスターシップという乗り物があります。としまえんには2種類のバイキングがあります。フライングパイレーツとパイレーツです。フライングパイレーツは遊園地好きなら誰もが1度は見た事あるアトラクションだと思います。園内の中央にどーんと置いてありなんと地上45メートルまでスイングします。また、普通のバイキングは1隻ですがとしまえんのフライングパイレーツはなんと2隻あります。しかし最近はとしまえんの入場者数の減少により15年以上前からどちらか1隻しか運行しておりません。少し残念ですが、それでも非常に面白いアトラクションです。そしてもう一つのバイキングはパイレーツというフライングパイレーツより少し規模の小さいバイキングです。規模こそフラインパイレーツよりは小さいですが、パイレーツにもしっかりと魅力があり、それは最大傾斜角度が75度だと言うことです。フライングパイレーツは最高傾斜角度65度なのに対してパイレーツは最高傾斜角度が75度もあります。なのでフライングパイレーツの方がスリルがあり、より浮遊感も感じられます。東京ドームシティーアトラクションズにはスーパーバイキングソラブネという80人乗りの大型バイキングがあります。スーパーバイキングソラブネはバイキングエリアというエリアにあり、そのエリアのメインアトラクションです。最後部は高さ15メートルと普通のバイキングよりは高いですがが最大傾斜角度がなんと48.5度しかありません。なので大型のバイキングですが、あまり怖くはないです。まぁ、東京ドームの客層にはあってるアトラクションだと思うます。よみうりランドはバイキングはなく代わりにルーピングスターシップという360度回る乗り物があります。昔は東京サマーランドや西武園ゆうえんちにもあった乗り物です。バイキングはどんなに角度が急でも75度しか行きませんがこれはなんと360度回転します。ただハーネス(安全装置)などの影響もあり、楽しいかと言われれば楽しくはないです。首が痛くなるだけです。このような理由からルーピングスターシップはバイキングより導入されなかったのだと思います。まとめると1番楽しいバイキング系アトラクションのある遊園地は2種類のバイキングがあるとしまえんだと思います。パイレーツは営業終了しました。
お化け屋敷は遊園地によって怖さが異なり、様々なお化け屋敷に入ってみるのも面白いです。今回比べてる3つのパーク全てにお化け屋敷があります。まずはとしまえんのお化け屋敷です。としまえんのお化け屋敷はそんなに怖くなく、3つの中では一番怖くないと思います。なのでお化け屋敷が苦手でもとしまえんのは入りやすいと思います。仕掛けも昔ながらのお化け屋敷といった感じです。よみうりランドのお化け屋敷は季節ごとに変わるので一概には言えませんが、怖さレベルで言ったらとしまえんのものよりは怖いが、東京ドームのものよりは怖くないです。。東京ドームシティーアトラクションズのお化け屋敷は靴を脱いで入るタイプです。東京ドームシティーアトラクションズのお化け屋敷は他の2つに比べれば仕掛けなどがしっかりしていて怖いです。しかし、めちゃくちゃ怖いというわけではないので繰り返し入ってれば慣れます。3つのお化け屋敷の中で一番クオリティの高いお化け屋敷は東京ドームの怨霊座敷だと思います。チームラボと連携しているのでクオリティの高い理由も納得です。
回転マシンはよみうりランドにも東京ドームシティーアトラクションズにもとしまえんにもあります。よみうりランドにはミルキーウェイ(空中ブランコ)があります。東京ドームシティーアトラクションズには高速でぐるぐる回るブルームエクスプレス(ミュージックエクスプレス)というアトラクションがあります。としまえんはトロイカやブレイクダンスなどバラエティ豊かなアトラクションが全部で6種類あります。回転マシンは種類の豊富さと面白さからとしまえんが一位だと思います。
次にジェットコースターです。ジェットコースターは、遊園地の花形ですね。今回比較する遊園地3ヶ所全てに複数機種あります。よみうりランドは全部で5種類、としまえんは全部で4種類、東京ドームシティは2種類のコースターがあります。よみうりランドには大型コースターのバンデット、屋内型コースターのスピンランウェイ、中型コースターのループコースターMOMOnGA(2021年廃止)とファミリー向けコースターのアニマルコースター(2023年廃止)とわんでっとがあります。どの年齢層でも楽しめるコースターが最低一つあるのがよみうりランドの強みだと思います。
としまえんは大型コースターのサイクロン、中型コースターのコークスクリュー、ブラワーエンジン、ファミリー向けのコースターのミニサイクロンがあり、バランスは非常に良いです。東京ドームシティーには大型コースターのサンダードルフィンと中型コースターのバックダーンがあります。さて、いよいよジェットコースターを比べていきましょう。
大型コースター
よみうりランド | 豊島園 | 東京ドームシティーアトラクションズ |
大型コースター バンデット 全長 1560m 施工 トーゴ 最高速度 110km 高さ 51m 最高高低差 78m 最大傾斜角度 45度 オープン日 1988年 |
大型コースター サイクロン 全長 882m 施工 トーゴ 最高速度 65km 高さ 18m 最高高低差 不明 最大傾斜角度 45度 オープン日 1965年 |
大型コースター サンダードルフィン 全長 1100m 施工 インタミン 最高速度 130km 高さ 80.5m 最高高低差 不明 最大傾斜角度 80度 オープン日 2003年 |
さて3つのジェットコースターを比べてみましたが正直どれもすごく楽しいです。スペックだけで見ればサンダードルフィンが一番ですが個人的にオススメなのがバンデットです。バンデットの大部分は森の中を走行するのでめちゃくちゃ落ち着きます。それに加えよみうりランドは山の上にあるので風がすごい気持ちいいです。また、高さこそ51メートルですが最大高低差は78メートルです。バンデットの乗り場が元々少し下がっとところに設置されており、ファーストドロップで谷に突っ込んでいるので高低差が78メートルなのです。としまえんのサイクロンもめちゃくちゃ面白いです。スペックだけ見れば他の2つに劣りますが、スペック以上の何かを感じることができます。サイクロンは素晴らしいコースターですが、一つだけ懸念点があります。それは老朽化問題です。オープン日が1965年でもう開業してから55年が経っており、老朽化が進んでます。そろそろサイクロンに変わる新大型コースターを設置して欲しいところです。ちなみにもしも新大型コースターを設置するなら関東では那須ハイにしかない吊り下げ式コースターや関東には一つもないフライングコースターがいいと思います。サンダードルフィンは狭い敷地で工夫した傑作だと思います。ビルの上や観覧車の中なども走行するコースターで高さも80mあり、ファーストドロップは迫力満点です。都心でこんな絶叫体験ができるのはシンプルにすごいと思います。今回紹介した大型コースターはどれも素晴らしいですが、いちばんのおすすめはバンデットです。森の中を走行する体験は格別です。また、イルミネーション期間に乗車すると、コース中盤は真っ暗なのに、終盤はイルミネーションが見れるという素晴らしい体験もできます。よってこの対決はよみうりランドに軍配が上がります。
ループコースター
東京ドームシティーアトラクションズにはループコースターはないのでよみうりランドととしまえんの2パークを比べて行きます。ちなみに東京ドームにも昔はブーメランというループコースターがありました。
ループコースター
としまえん | よみうりランド |
コークスクリュー 全長 383m 施工 アロー社 高さ 21m 最高速度 63km 最大傾斜角度 42.5度 オープン日 1979年
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ループコースターMOMOnGA 全長 410m 施工 TOGO 高さ 25m 最高速度 75km 最大傾斜角度 不明 オープン日 1979年(スタンディングタイプは1982年オープン |
コークスクリューもループコースターMOMOnGAもゆるいドロップが終わった後に一回転して軽いループを走行して終わりです。大抵のループコースターやコークスクリューも全長が短く肩が痛くなるので、個人的にあまり好きではありません。ループコースターMOMOnGAは関東では唯一の立ち乗りバージョンもあるので、コークスクリューとループコースターモモンガを比べたら、ループコースターMOMOnGAの方がおすすめです。ただしどちらも出来てから40年以上は経ってるので、痛いです。
ファミリー向けコースター
豊島園にはブルームエンジンとミニサイクロン言うファミリー向けのコースターが2つあります。よみうりランドにはワンデットとアニマルコースターと言うファミリー向けのコースターが2つあります。東京ドームシティーアトラクションズにはバックダーンというファミリー向けのコースターが1つあります。
としまえん |
よみうりランド | 東京ドームシティアトラクションズ |
ミニサイクロン 全長 179m 高さ 8m 最高速度 33km オープン日 2009年3月20日 |
ワンワンコースターワンデット 全長 148m 高さ 5.5m 最高速度 30km オープン日 2005年 |
バックダーン
全長 234m 高さ 4.2m 最高時速 30km オープン日 2019年3月23日 |
としまえん | よみうりランド | よみうりランド番外編 |
ブラワーエンジン 全長 260m 施工 MACKRIDES 高さ 不明 最高時速 36km オープン日 1983年 |
アニマルコースター スペック 不明 |
スピンランウェイ 全長 448m 高さ 13.7 最高時速 45.5km オープン日 2016年 |
やはりファミリー向けコースターもよみうりランドが一番充実してると思います。よみうりランドはわんわんコースターわんでっととアニマルコースターのファミリー向けコースターが2つに加え中型コースターのスピンランウェイもあるのでよみうりランドが一番充実していると思います。
としまえんにあるミニサイクロンとブラワーエンジンはドロップがほとんどなく、ただただカーブや捻りを繰り返してるだけです。ミニサイクロンはサイクロンの子供向けなのにサイクロンのようなシンプルなドロップが1つもないです。
ブラワーエンジンはひたすらカーブを繰り返すようなコースターです。大きいドロップこそないもののそこそこのスピードでコースを2周するので満足度が高いです。しかし、ブラワーエンジンはASOBRAVOという子供向けの遊び場のある建物の2階にあるので入り口に近いにもかかわらず乗り場が目立たず、スルーしてしまう人がたくさんいます。それに加えこのコースターはよく運休しているのでとしまえんのコースターの中ではおそらく知名度がダントツで低いです。ブラワーエンジンはマック製のコースターで、ドロップが一度もないコースを3周繰り返すコースターです。おそらくドロップが一度もないコースターと言ったらドラゴンコースターを思い浮かべると思います。実はこのコースタードラゴンコースターを長くしたようなコースターなのです。なら楽しくねーじゃんと思うかもしれませんが、実は信じられないくらい楽しいです。180度の旋回や水平ループが中心のコースターですが、最高時速は36kmだが体感速度は50度ぐらいです。また、建物の2階にあるので高さもあり、楽しいです。としまえんが閉鎖すると言う噂も出ているのでとしまえんに行ったらぜひ乗って欲しいアトラクションです。
東京ドームシティーアトラクションズにあるパニックコースターバックダーンはファミリー向けの室内コースターです。しかしただのファミリーコースターではなく、2周目は後ろ向きで走行します。後ろ向きに走行するかといってスリルが増すかといえばそうでもなく景色が変わるかと言えばそれほど変わんなくただただ後ろ向きに走るユニークなコースターとしか言いようがない絶叫マニアには少し物足りないジェットコースターだと思います。ただ後ろ向きのコースターが滅多になくほんまには最高に楽しいジェットコースターだと思うので導入して良かったと思います。しかしやはり大型中型小型ファミリー向けのコースターが全て揃っているのはよみうりランドで文句の言うようがないくらいのコースターが揃ってます。面白いジェットコースターに乗りたいのであればよみうりランドをお勧めします。年前はコースターの方楽しいですが東京のみシティーアトラクションズやよみうりランドに比べればスリルがあまりなく絶叫系のアトラクションは老朽化が進んでいるように見えます。東京ドームシティーアトラクションズはサンダードルフィンだけ見ればよみうりランドと同じぐらいのレベルですが、サンダードルフィンの他にコレ!といったアトラクションがないのでよみうりランドが1番だと思います。
次はレストランやフードスタンドです。レストランはファミリーには大事なものだと思います。まず豊島園はにはレストランは2カ所あります。レストランカリーノ、カレー専門店マサラ、キュートリバティーベルの3カ所があります。カリーノは豊島園のメインレストランで、麺類からご飯類まであります。カレー専門店マサラは本格的なカレーが楽しめます。キュートリバティーベルはカジュアルレストランです。メニューはカリーノに似てます。豊島園はその他にもバーベキューテラスがあります。僕は一度も食べたことがありませんが、予約不要で少人数から利用できるみたいです。プールにあるフードスタンドなども含めたら、全部で13店あります。よみうりランドにはレストランは3カ所あります。1つ目はエントランスの近くにある洋食を中心としたレストランです。2つ目はグッジョバエリアにある、レストランです。ここは夏季はプールのお客様専用のレストランです。3カ所目は味噌ラーメン専門店です。この3つの他にも、バーベキューパーク、カフェ、うどん店、クレープ屋など全部で、フードスタンドなど含めて12店あります。東京ドームシティアトラクションズ(遊園地内)には軽いフードスタンドなどしかありませんが、遊園地に併設されてるラクーア、東京ドームホテル、黄色いビルなどには全部で74店あります。ダントツでレストランは東京ドームシティが充実してると思います。
次にフリーパスや入場料の料金です。
よみうりランドは入場料は大人は1800円、中高生、1500円、小学生、シニアが1000円です。ワンデーパスは大人は5500円、中高生、4400円、小学生、シニアが3900円と他の遊園地よりは高いです。しかしよみうりランドはダントツでアトラクションの数が多いので仕方がないと思います。次は豊島園です。豊島園は大人の入場料が1000円3歳〜小学生(子供)の入場料は500円です。ワンデーパスは大人が4300円、子供が3300円と平均的な値段だと思います。東京ドームシティアトラクションズは入場料は無料です。フリーパスは大人(18歳〜)が4200円シニア中人(60歳〜と中高生)が3700小人(小学生)が2800円幼児(3歳〜小学校入学前まで)が1800円とアトラクションが少ない割には、値段が高いように感じます。ちなみにサンダードルフィンの料金は1200円と都心のあるせいかどれも値段が高めです。やはりコスパの良さでは豊島園が一番だと思います。
総合的に見るとよみうりランドが一番充実してると思います。ジェットコースターの種類も1位、アトラクションの種類も1位で、一番施設が充実してると思います。ちなみによみうりランドではなんとアシカショーもあります。それに、2021年にはSPACE FACTORY内に新しいジェットコースター も開業予定なので何度も行きたくなります。ただ豊島園や東京ドームシティも非常に魅力的なアトラクションやジェットコースターがあり、やはり遊園地はどこもすごく楽しいです。楽しくない遊園地になんか行ったことがありません。